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技術・製品情報
トヨタ共同開発|CO₂削減V-TKM熱処理炉
技術・製品情報
V-TKMシリーズは、「必要な時に、必要な物を、必要なだけ作る」という生産思想のもと、DOWAサーモテックとトヨタ自動車株式会社が共同開発した--次世代型のセル式インライン熱処理炉--です。従来の量産設備とは異なり、小ロット多品種生産に最適化されており、--CO₂排出量を最大97%削減--しながら、--処理工程の合計時間を約3分の1に短縮--し、生産現場の効率化を実現します。環境対応と高効率化を両立したソリューションとして注目されています。
特長と導入効果
V-TKMは、従来比で--非稼働時間を大幅に短縮--し、省エネ・高効率運用を可能とする--全自動真空搬送システム--を採用。さらに、設備占有面積を47%削減するコンパクト設計や、焼結・ロウ付けなど多工程対応の拡張性も備え、幅広い製造業に適応します。
- CO₂排出量:工場内97%削減
- 処理工程時間:従来比3分の1に短縮
- 品質ばらつき:65%削減
- 設備スペース:47%削減
- 火炎不使用・グリーンエネルギー対応
製品仕様と柔軟性
用途に応じて異なるトレイサイズに対応する2モデルを展開。浸炭、焼入れ、焼結、ロウ付けなどの多様な処理が可能です。
- モデルV-1:200×300×50mm(20kg)
- モデルV-2:620×760×250mm(120kg)
- 最高温度:1,100℃
- 搬送方式:自動セル搬送(真空搬送)
- 焼入方式:油焼入れ/ガス焼入れ
- 対応ユーティリティ:電力、圧縮空気、冷却水、窒素、浸炭性ガス
対応業界と用途
V-TKMは、部品精度や生産柔軟性が求められる分野で導入が進んでいます。
- 自動車:エンジン/トランスミッション部品の焼結・浸炭処理
- 航空機:軽量部材の高精度熱処理
- 産業機械:ベアリング/シャフトなどの耐摩耗処理
V-TKMが選ばれる理由
- トヨタと共同開発による生産現場起点の構造設計
- CO₂97%削減を実現する環境対応型設備
- 小ロット生産・高精度対応で品質のバラつき低減
- 自動真空搬送・セル式レイアウトによる稼働最適化
V-TKMシリーズは、少量多品種・環境負荷低減・生産効率の同時達成を求める製造現場において、次世代の熱処理を実現する革新的ソリューションです。
※詳細はPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問合せください。
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