技術・製品情報

【医療機器筐体部品製作 | 精密板金×溶接×リベット組立】
医療用免疫分析装置の筐体部品製作を行っています。精密曲げ・溶接・リベット組立を自社一貫体制で対応。角度センサーによる高精度曲げとロボット溶接で安定量産を実現しています。

【概要】
LEO ELECTRONICS（VIETNAM）では、医療機器メーカー向けに、免疫分析装置の筐体部品を一貫生産しています。本製品は、1m角サイズ・重量約70〜80kgの中型装置の筐体で、板金・溶接・リベット組立までを社内完結。精密曲げとロボット溶接を駆使し、月産200台規模の量産対応を行っています。
特に90度ピッタリの曲げ精度が求められるリベット固定部においては、角度センサー付きベンダーを使用することで、後工程での修正や打ち直しを不要とし、不良率を大幅に低減。ステンレスと鉄（メッキ鋼板）など、異材のスポット溶接にも対応し、難易度の高い工程を安定運用しています。

【特長】
・ 精密曲げ工程に角度センサーを導入し、±0.2°レベルの高精度曲げを実現
・ リベット固定部の寸法安定により、追加工ゼロの安定組立を実現
・ ステンレスと鉄（異材）のスポット溶接にも対応可能
・ 歪みを抑える溶接順序の工夫で高精度を確保
・ バリ取り機によるバリレス対応で安全・品質を確保
・ 外観への気配り：専用ハンドリング台車で搬送時の傷防止
・ 60点以上の構成部品を含む筐体構造に対応（購入品含めさらに増加）

【仕様】
・ 対応材質：SUS304、SPCC、SGCC、アルミ
・ 加工サイズ：1m × 1m × 1m程度（中型筐体）
・ 製品重量：約70～80kg
・ 加工方法：レーザー・パンチング・ベンディング・ロボット溶接・スポット溶接・リベット組立
・ 設備：角度センサー付きNCベンダー、ロボット溶接機、自動バリ取り機、専用搬送治具など
・ 生産能力：月産200台対応（2段積み可能な保管工夫により省スペース化）

【用途例】
・ 免疫分析装置（小型モデル）
・ 病院・検査機関向け据置型医療検査装置
・ 医療用ユニット筐体・内装フレーム

【活用されている業界例】
・ 医療機器メーカー
・ 分析装置・ラボ向け機器メーカー
・ 医療検査装置のOEM・ODM受託先

当社は角度管理・異材溶接・精密組立に強みを持ち、医療機器向け筐体部品の量産において、安定品質と効率的な生産体制を提供しています。
■詳細はPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問合せください。

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