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技術・製品情報
ロストワックス鋳造の成分分析・品質検査について
技術・製品情報
当社のロストワックス鋳造は、製品の一貫した品質を確保するため、金属成分分析から最終の品質検査に至るまで、全工程を厳格に管理しています。鋳造前の材料選定段階から、化学成分を正確に分析し、JIS G 5121に準拠した品質基準に適合するかを確認。その後、精密なロストワックス鋳造を経て、寸法検査・硬度測定・外観検査など多角的な検査を実施し、製品の信頼性を保証しています。これにより、医療、半導体、水道・ガス関連など高品質を求められる業界においても、安定した納品を実現しています。
生産拠点はベトナムです。
【社内品質管理体制】
ロストワックス鋳造品の品質を安定的に確保するために、各種検査機器を社内に常設し、製造工程ごとに多角的な品質確認を実施しています。
金属成分分析機(発光分光分析装置):鋳造前に使用する金属材料の化学成分を正確に測定し、仕様との整合性を確認します。これにより、JIS規格に準拠した材質管理を徹底し、製品不良の発生を未然に防止します。
硬度測定器(ロックウェル/ブリネル):鋳造品の強度や耐久性に関わる硬度を測定し、構造用途に必要な機械的特性を確認します。必要に応じてロット単位での抜き取り検査も実施します。
三次元測定機(CMM):ロストワックス鋳造品の寸法精度を高精度で測定し、設計図面との誤差をミクロン単位でチェックします。特に、鋳造過程で混入する恐れのある砂粒(鋳砂)や微細な形状欠陥の兆候を見逃さないためのスキャン解析にも活用されており、外観検査だけでは発見できない内部不良の兆候検出にも効果を発揮します。
【KOBAYASHI CASTINGのロストワックス鋳造の特長】
社内品質管理体制:金属成分分析機や硬度測定器による厳格な検査体制
JIS準拠の鋳造技術:JIS G 5121に基づいた精度管理で安定した品質を実現
幅広い業界対応:医療、半導体、水道・ガス関連、一般機械など多分野で実績あり
熟練技術者による製造:経験豊富な技術者が精密鋳造に対応
複雑形状・高精度対応:0.01mmの公差での二次加工にも柔軟に対応
多様な材料に対応:SCS13、SCS14、CF3M、1.4581、17-4PHなどの鋳造実績あり
グローバルな輸出対応:生産量の90%を海外市場へ輸出
金型設計から表面処理までの一貫生産:短納期・高信頼を実現する体制
当社では、ロストワックス鋳造の全工程において、成分分析から最終の品質検査までを自社で一貫して実施し、安定した品質と高い信頼性を実現しています。JIS規格に準拠した厳格な管理体制と、金属成分分析機・硬度測定器・三次元測定機などの専用機器による多角的な品質保証により、複雑形状や高精度が求められる用途にも対応可能です。
ベトナムの自社工場において、社内で確立された品質管理体制に基づき生産を行っており、国内外問わず一貫した品質を維持しています。これにより、医療・半導体・インフラ分野など、要求水準の高い業界へも信頼ある製品供給を実現しています。
ロストワックス鋳造後の高精度
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