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スレッドゲージ(Thread Gauge)とは?|産業用途に適した種類と正しい選び方
製品情報
スレッドゲージ(Thread Gauge) は、工業用途でネジ山(おねじ・めねじ)の正確さを検査するための重要な測定工具です。本記事では、スレッドゲージの種類、使用方法、購入前に知っておくべきポイントを解説します。
製造業において、自動車部品、電子機器、一般的な機械装置に至るまで、ねじ(Thread) は部品をしっかりと固定・組み立てるうえで重要な役割を担っています。そのため、ねじの正確さは、製品の強度や安全性に直結する非常に重要な要素です。
スレッドゲージ は、ねじの寸法、ピッチ、角度などが規格通りであるかどうかを確認するための測定器であり、外ねじ(external thread)にも内ねじ(internal thread)にも使用できます。
スレッドゲージの種類
1. スレッドプラグゲージ(Thread Plug Gauge)【内ねじ用】
・ ナットやタップ加工された部品の内ねじを測定
・ 「GO」はスムーズに入る必要があり、「NO-GO」は入ってはいけない
・ ねじが規格通りかどうかを高精度で確認可能
2. スレッドリングゲージ(Thread Ring Gauge)【外ねじ用】
・ ボルトやシャフトなどの外ねじを測定
・ 「GO」は回して入る必要があり、「NO-GO」は入らないことが望ましい
・ 緩いねじや不適合な組み付けの問題を防止
3. スレッドピッチゲージ(Thread Pitch Gauge)
・ ピッチ(ねじ山の間隔)を測定(例:1.0mm、1.25mmなど)
・ 合否判定には使わず、「ねじの種類の特定」に用いる
ゲージ選定前に知っておきたい主なねじ規格
・ メートル(Metric / ISO):M6×1.0、M10×1.5 など(タイで一般的)
・ UNC / UNF:米国規格のねじ(機械用途向け)
・ BSP / NPT:配管や流体機器向けの規格
スレッドゲージ使用時の注意点
・ GO / NO-GO の両方で確認することが正確な検査に必要
・ 無理に入れないこと(ゲージ破損の原因)
・ 測定前にワークの清掃を行う
・ 定期的な\*\*キャリブレーション(校正)\*\*が推奨される
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