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最適なコンプレッサ測定ポイント | 1332Bを用いたAdvance手法
製品情報
🌟 要点
• 測定ポイントの選定は、振動診断の精度に大きく影響する。
• 1332BはVelocityおよびAccelerationの計測により、設備状態の把握に有効である。
• 3方向(Horizontal / Vertical / Axial)の測定により、振動原因の切り分けが容易になる。
• DE / NDE / ベアリングハウジングは、必ず測定すべき重要な測定ポイントである。
• 計測値をISO10816と比較することで、設備状態の評価や予知保全に活用できる。
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コンプレッサは工場の圧縮空気システムに不可欠な設備ですが、振動測定方法や測定位置が適切でないと、進行中の異常を見逃す可能性があります。
予知保全における振動診断では、測定ポイント、測定方向、センサ取付方法が診断精度を左右します。
本記事では、DIGI-VIBRO MODEL 1332B を用いたコンプレッサ振動測定の実践的な測定ポイントと手法を解説します。
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1) コンプレッサの主要測定ポイント
A) モータ・ドライブエンド(DE)
モータの駆動側であり、カップリングやベルトからの力を直接受ける位置です。
• アンバランスおよびミスアライメントの検出に適している
• Velocity計測により、機械全体の振動レベルを把握しやすい
B) モータ・ノンドライブエンド(NDE)
DEとの比較測定により、異常原因の切り分けを行います。
• DEのみ振動が高い場合:アンバランスの可能性
• DEとNDEの両方が高い場合:ミスアライメントの可能性
C) ベアリングハウジング
ベアリングの状態監視において最も重要な測定ポイントです。
• Acceleration(Peak)による高周波成分の測定が有効
• 転動体の衝撃に起因する初期異常の検出に適している
D) コンプレッサブロック / フレーム
機械構造由来の異常を確認するためのポイントです。
• ルーズネスや共振の検出に有効
• 複数箇所を測定し、振動分布を確認する
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2) 測定すべき3方向
各測定ポイントでは、以下の3方向を測定することが重要です。
• Horizontal(水平)
• Vertical(垂直)
• Axial(軸方向)
代表的な判断例:
• Axialが高い場合:ミスアライメントの可能性
• Horizontalが高い場合:ルーズネスの可能性
• Verticalが高い場合:アンバランスの可能性
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3) 最適なセンサ取付方法
1332Bでは、以下の取付方法が使用可能です。
• ネジ止め取付:最も安定しており、高精度な測定が可能
• 接着取付:比較的安定した測定が可能
• 両面テープ取付:簡易測定や仮設用途向け
• マグネット取付:再現性が高く、定期点検に適している
• コンタクトピン:狭い場所や一時的な測定向け
測定精度の高い順:
ネジ止め → 接着 → 両面テープ → マグネット → コンタクトピン
ポイント:
• 高精度が求められる場合は、ネジ止め取付を選択する
• マグネット取付は着脱が容易で、現場点検に適している
• 手持ち測定はノイズが入りやすく、再現性に劣るため推奨されない
• センサは確実に固定し、測定条件を一定に保つことが重要である
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4) ISO10816を用いた評価の考え方
各測定ポイントで得られた振動値を、ISO10816の評価基準と比較することで、
設備の振動状態を客観的に評価できます。
• Zone A:良好
• Zone B:許容範囲
• Zone C:注意が必要
• Zone D:危険レベル
定期的に測定を行い、振動値の推移を把握することで、
異常の兆候を早期に捉え、予知保全に活用することが可能となります。
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📘 Summary
1332Bを用いて適切な測定ポイントと測定方法を選定し、
ISO10816による評価を組み合わせることで、
コンプレッサの振動状態を正確に把握し、設備保全の高度化につなげることができます。
📥 実際の現場への適用や測定方法の検討については、
振動計測・診断機器の専門企業である SHOWA SOKKI CORPORATION が提供する
関連コンテンツの参照、またはSales Departmentへの相談を推奨します。
🔗 Cluster Internal Link
- Core Content: https://prime.nc-net.com/105994/ja/product_others/detail_goods/25249
- Basic Knowledge: https://prime.nc-net.com/105994/ja/product_others/detail_goods/27618
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❓ FAQ
Q: 1台のコンプレッサで最低限測定すべき位置はどこですか?
A: DE、NDE、ベアリングハウジングの3か所を、各3方向で測定することが推奨されます。
Q: 最も安定した測定方法は何ですか?
A: 最も安定し高精度なのはネジ止め取付です。用途や現場条件に応じて取付方法を選択します。
📚 Glossary
• DE(Drive End):モータの駆動側
• NDE(Non-Drive End):モータの非駆動側
• ベアリングハウジング:ベアリングを支持する構造部
• 3方向測定:Axial / Vertical / Horizontal の3軸振動測定
• ISO10816:機械振動の評価に関する国際規格
📖 References
1. MODEL 1332B Technical Catalogue – SHOWA SOKKI (N/A)
2. ISO10816-1 Mechanical Vibration Evaluation – External Standard (N/A)
🔒 Trust
本内容は SHOWA SOKKI CORPORATION, Sales Department の Mr. Satoshi Fukuda により技術的に確認されています。
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📆 Updated: 2026-01-05
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