製品情報

四角い真空室を使用することで、従来の炉と比較してガスの使用量を半分に削減できるVFLシリーズは、省スペースかつ高効率な低圧真空炉で、高品質な加熱処理を実現します。

VFLシリーズの低圧真空炉は、特に工具鋼、合金鋼、ステンレス鋼の焼き入れ、ろう付け、溶解処理などのために設計された高性能な加熱処理装置です。四角い真空室の採用により、炉の容量を最適化し、従来の炉と比較してガス使用量を約半分に削減します。この設計により、装置はよりコンパクトになり、従来の炉に比べて設置面積を約半分に減らすことができます。また、グラファイト製の断熱材を使用することで、湿気の結合を減少させ、SUSなどの材料の酸化リスクを低減します。

■ 特長
四角い真空室の使用により、ガス使用量と設置スペースを大幅に削減
グラファイト製の断熱材を使用して湿気の結合を減少させ、酸化リスクを低減
低〜中温度範囲での加熱と熱分布を改善するためのRCファンの使用
インバーター制御による冷却ファン速度の調整が可能で、ワークピースと材料に合わせた適切な冷却速度を実現

■ 仕様
真空室の形状：四角形
断熱材料：グラファイト
加熱方法：RCファンによる加熱
冷却方法：インバーターによる冷却ファン速度調整
VFLシリーズ低圧真空炉は、省スペースかつ高効率で、あらゆる加熱処理プロセスにおいて高品質な結果を提供するために設計されています。