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電子機器用プラスチック射出成形部品|素材の選び方と設計の注意点
製品情報
🧩 プラスチック射出成形部品とは?
プラスチック射出成形とは、熱可塑性樹脂を加熱・溶融し、金型に高圧で射出して成形する方法です。冷却後、設計通りの高精度な部品が得られます。
電子機器における用途の例:
- 製品の筐体・エンクロージャー
- プリント基板(PCB)の固定ベース
- ボタン、スイッチ、操作パネル
- ケーブル保持パーツ、嵌合パーツ
- コネクターやカバー部品
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🔌 電子機器における主な機能
● 高精度な構造設計
金型設計により、USBポートの位置やセンサー固定部など、極めて正確な寸法で一体成形が可能です。
● 電気絶縁性
多くのプラスチックは絶縁体であり、短絡防止や電子部品の保護に適しています。
● 機能統合設計が可能
通気孔、スナップフィット、ボスなど、複数の機能を1部品に統合でき、組立工数や部品点数を削減します。
● 衝撃吸収・振動対策
弾性を持つ材料は、電子部品への衝撃や振動を緩和し、製品寿命の向上に貢献します。
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🛠️ 電子機器でよく使われるプラスチック材料
● ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)
衝撃に強く、成形性が良い汎用素材。リモコン筐体や制御ボックスなどに広く使われています。
● PC(ポリカーボネート)
高透明性・耐熱性・強度を備え、ディスプレイカバーや透明パネルに適しています。
● PBT/PC ブレンド
耐炎性と強度を兼ね備えた混合材料。アダプターや電源プラグなどの安全性が求められる部品に適しています。
● PPS(ポリフェニレンサルファイド)
高温・薬品耐性に優れた高機能素材。電源周辺部やヒーター近傍などの高温環境に最適です。
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📐 設計時の注意点
- 収縮率
成形後に収縮するため、寸法精度確保にはCAD設計段階で考慮が必要です。
- パーティングラインとゲート位置
外観や寸法精度に影響するため、金型設計の工夫が求められます。
- 補強構造(リブやボス)
肉厚を増やさずに強度を確保でき、コスト削減にもつながります。
- ネジ穴・スナップ部設計
応力集中を避けるため、割れにくい構造が必要です。
- ドラフト角(抜き勾配)
成形品を金型からスムーズに取り出すために重要です。
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✅ KEM(THAILAND)CO.,LTD.の強み
KEM(THAILAND)CO.,LTD.\-\-では、射出成形部品の設計から金型製作、量産までを一貫して対応しております。電子機器に適した高精度・高品質な部品製造を提供可能です。
当社の強み:
- 社内での金型設計・製作対応
- ABS、PC、PPSなどの高機能材料に対応
- ミクロン単位の高精度成形機を完備
- ISO準拠の品質管理体制
- 設計段階からの技術サポート
高精度・高耐久・コストパフォーマンスを求める電子機器開発において、KEMは最適なパートナーです。
製品に関する詳細は、PDF資料をダウンロードいただくか、お気軽にお問い合わせください。
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