コルゲートチューブ|硬化・破損・脱落の原因と対策

製品情報

コルゲートチューブが硬化・破損し、固定部から外れてしまう原因は、主に太陽光、熱、振動です。本記事では、その原因をまとめるとともに、適切な材料の選定と正しい施工方法を紹介し、産業用途におけるトラブルを未然に防ぐ方法を解説します。

■ 実際の現場でよく発生するコルゲートチューブの問題
コルゲートチューブ(Corrugated Tube/スパイラルチューブ)は、機械設備、自動車、工場内配線などで電線や信号ケーブルの保護に広く使用されています。しかし、次のようなトラブルが頻発します:
・ 使用後しばらくして硬化・脆化し、破損する。
・ クリップから外れる、または固定位置からずれる。
・ 内部ケーブルが摩耗や高温との直接接触により損傷する。
これらは安全性の低下、システム障害、メンテナンスコスト増加につながります。

■ コルゲートチューブ劣化の4つの主な原因
1. 紫外線(UV)による劣化:UV対策がないチューブは屋外使用で急速に劣化。
2. 熱の蓄積:一般的な樹脂チューブは高温源付近で変形・破損する可能性。
3. 振動:固定不良により動きが生じ、摩耗や脱落につながる。
4. 不適切な素材選択:油や薬品のある環境で汎用グレードを使用すると早期劣化。

■ 解決策と予防策
✅ 用途に応じた素材選定
・ 一般用途: ポリエチレン(PE)-柔軟性が高く、耐衝撃性に優れる。
・ 産業用途: ポリプロピレン(PP)-耐熱性・耐薬品性に優れる。
✅ UV・熱対策
・ UV安定剤入りの黒色チューブを使用。
・ 高温箇所では耐熱スリーブを追加検討。
✅ 確実な固定
・ クランプ間隔は30~50cm以内。
・ 内張り付きクランプを使用し摩擦を低減。
✅ 定期メンテナンス
・ チューブの状態、固定部、締め付け具合を点検。
・ 移動や摩耗が確認された場合は設置を改善。

■ 製品紹介:日精牛山(タイランド)社製コルゲートチューブ
工場環境で実際に使えるコルゲートチューブをお探しの方へ、日精牛山(タイランド)社の高品質製品をおすすめします。
・ 素材: 産業用グレードのPE・PPを採用、柔軟で耐衝撃性あり。
・ 色: 黒、白、グレー、特注色も対応可能で識別が容易。
・ サイズ: 小径から大径まで幅広く対応。
・ 特長: 耐熱性・耐UV・耐薬品性に優れ、硬化・破損・脱落のリスクを低減。

■ 詳細についてはPDFをダウンロードいただくか、お気軽にお問い合わせください。

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