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技術・製品情報
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技術・製品情報
皆さんこんにちは!富士カーボンEMIDAS担当です。
今回は以前にご紹介いたしました受託生産事業のフレキシブルバスバーについて詳しくご説明を差し上げたいと思います。
【EV車内の電流配線は次世代化が必要】
電気自動車(EV)の普及に伴い、バッテリーからモーターやインバータへの大電流配線のニーズが増大しています。
従来の太いケーブルでは、車両内の限られたスペースに配線を収めることが難しく、振動による緩みや劣化も課題となっていました。
特に高性能EVでは、複雑なレイアウトに加えて、重量や放熱性能も重要視されるようになっています。
【配線設計の自由度と信頼性の両立】
狭所配線や複雑な機構に適応できることで従来よりも自由な設計が可能になります。
配線の自由度が向上することで、エンジニアはより合理的なレイアウト設計が行え、作業工数の削減や製品の小型化にも寄与します。
【振動環境にも対応する安心感】
電気機器や産業機械、自動車といった常に振動が加わる環境においても、柔軟性のある構造が応力を吸収。
断線リスクを抑えるとともに、機器全体の安定稼働に貢献します。
この「曲げられる信頼性」が、EVや再生可能エネルギー分野でも重宝される理由です。
リード線を用いたフレキシブルバスバーは従来の銅などの積層タイプやケーブルに比べより柔軟な構造のため、設計の自由度と信頼性を飛躍的に高める部品です。
電力機器、自動車、再生可能エネルギー分野など、未来のインフラを支える重要な電気接続技術として注目されています。
【製品寸法例 1】
<リード線仕様>
断面積 3 ~ 16 (編線・撚線)
<溶接部寸法>
厚み 1.3 ~ 6.0(リード線径により要相談)
幅 2.5 ~ 6.0(リード線径により要相談)
長さ 3.5 ~ 9.0(溶接機の容量により要相談)
【製品寸法例 2】
<リード線仕様>
断面積 8 ~ 10 (平編線)
<溶接部寸法>
厚み 0.8 ~ 1.0(リード線厚みにより要相談)
幅 13 ~ 17(リード線幅により要相談)
長さ 1.5 ~ 7.5(溶接機性能により要相談)
注)溶接後任意の寸法にて切断するため溶接部長さ寸法は調整が可能です。
但し、溶接部の面積には設備性能で制限があります。
ぜひ、次世代配線にご活用ください。
ご興味・お困り事がある方は、お気軽にお問合せください。
以上、EMIDASお役立ち情報更新のお知らせでした!
次回以降の更新をお待ちください!
富士カーボンEMIDAS担当より
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