技術・製品情報

進化する建築の可能性—ETFEフィルムで実現する、軽量かつ透明性に優れた防水デザイン屋根。新しい時代の建築表現をリードします。

ETFEフィルムは、その優れた物理的特性により、次世代の建築デザインに革命をもたらす新素材です。英国のエデンプロジェクトやドイツワールドカップのアリアンツアリーナなど、世界の巨大建築プロジェクトに採用され、ガラスの代替材料としてのポテンシャルを示しています。その超軽量性と高い透明度で、建築躯体への負荷を軽減し、より自然光を取り入れることができるため、環境負荷の低減と居住性の向上を両立します。

特長
超軽量性：わずか440g/m²の重さで、建築躯体への負荷軽減と耐震性の向上に寄与します。
高透明度：可視光透過率が90.8%と非常に高く、室内に自然光を存分に取り入れることが可能です。
高い耐久性と防汚性：耐候性と耐薬品性に優れ、経年変化による白濁が少なく、透明性を長期間保持します。
断熱性能：フィルムをクッション状にし、空気層を設けることで、ガラス同等の熱還流率を実現します。
光演出効果：LED照明との相性が良く、夜間の演出効果が高まります。

仕様
素材：高機能フッ素樹脂ETFE
重さ：約440g/m²（250μmの場合）
透光率：90.8%（250μmの場合）
耐候性・耐薬品性：高い耐久性を保持
断熱性能：ガラス同等の熱還流率

ETFEフィルムを使用したテント膜構造物は、透明で防水なデザイン屋根を実現し、鉄骨構造と組み合わせることで、未来の建築表現に新たな可能性を開きます。この素材により、環境に配慮しつつ、デザインの自由度が格段に向上し、次世代の建築プロジェクトに貢献していきます。