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技術・製品情報
射出成形時のヒケでお困りの方へ
技術・製品情報
~金型メンテナンスサービスで冷却・圧力の最適化をご支援~
射出成形における「ヒケ(Sink Mark)」は、外観不良の中でも特に多いトラブルで、厚肉部やリブ裏などに凹みとして現れます。外観品質への影響はもちろん、強度低下や組立性の悪化を引き起こす場合もあり、量産現場では重要な改善テーマとなります。
■ ヒケとは
ヒケとは、射出後の樹脂が冷却・収縮する過程で体積が減少し、その部分が凹んで見える現象です。特に肉厚部では冷却が遅く、内部収縮を外側から補えないため発生しやすくなります。保圧不足や冷却ラインの性能低下など、成形条件と金型構造の両面が影響します。
■ 対象部品と用途
ヒケは、電子部品ハウジング、コネクタ、車載電装部品、外観カバー類など、意匠性・精度・耐久性が求められる成形品で問題になりやすい不良です。薄肉と厚肉が混在する形状や、補強リブが多い部品では特に注意が必要です。
■ 改善メリットと注意点
ヒケ対策により、
外観品質の向上
歩留まり改善
サイクルタイム適正化
成形条件の安定
といったメリットが得られます。
一方で、設計の根本を見直さずに保圧だけを上げる方法は、バリ発生・金型負荷増加など別の不良を招くリスクがあるため、バランスの取れた改善が重要です。
■ 加工精度を高めるための工夫
ヒケを抑制するためには、金型側のメンテナンスと成形条件の最適化が不可欠です。
保圧時間・圧力の最適化:樹脂収縮を補うため、厚肉部に十分な保持圧を確保。
肉厚設計の見直し:不必要な厚肉部分の削減、リブの高さ・厚さの適正化。
冷却ラインの強化:冷却水路の追加・再加工により冷却バランスを改善。
金型内部の汚れ・腐食の除去:冷却効率を回復し、温度ムラを抑制。
精密金型では、冷却ラインの劣化や詰まりが生産品質へ直結するため、定期的なメンテナンスが不可欠です。
■ 発注者が押さえるべきポイント
ヒケ改善の依頼時には、以下の情報を共有すると最適な改善が可能になります。
ヒケ発生箇所の詳細写真・図面
肉厚形状・リブ配置などの製品形状情報
成形条件(保圧・冷却時間・温度設定)
現在の金型冷却ライン構造
使用樹脂の収縮率・グレード情報
特に100t以下の成形機では冷却能力が製品品質に大きく影響し、金型メンテナンスの効果が出やすい領域です。
■ SHINKO PRECISION VIETNAMの金型メンテナンスサービスの特徴
SHINKO PRECISION VIETNAMでは、ヒケの根本要因である「冷却・圧力・肉厚」を総合的に分析し、最適な金型改善を提案します。
100t以下の精密金型対応に強み
金型の長寿命化を前提にした設計改善提案
日本・中国・台湾・ベトナムの連携ネットワークによる迅速な対応
冷却ライン追加・補修やリブ形状改善まで含めた設計コンサルティング
高精度金型部品を海外パートナー工場で製作可能(日本品質 × ベトナム価格)
ヒケが改善しない、厚肉部だけ凹む、成形条件が安定しない、といった問題は金型メンテナンスで大きく改善できます。
お気軽に現象・金型仕様についてご相談ください。
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